断食の効用

Image1“断食”と聞いてどんなイメージを持たれるでしょうか?「つらい」とか「苦しい」と思われるかもしれませんが、最近では、非常にソフトな断食が行われるようになりました。
断食と言ってもいろいろな種類があります。精神を鍛える修行のようなハードなものなら大変ですが、働きすぎた消化管を休め、身体を大掃除するという健康法としての断食でしたら、それほど厳しいことをやる必要はありません。
断食の効用としては、内臓などの休息や機能回復、余分に摂りすぎてしまっている栄養(脂肪)などの代謝、老廃物や毒素の排出、自己治癒力や免疫力の向上など様々なものがあります。
断食の効用に“排便を促す”作用があります。よく断食中に食事をしていないのに便が出ると、“宿便が出た”と言われたりしますが、便というものは食べ物の残りカスだけでなく、水分や腸内細菌、古くなった細胞のカスなどもたくさん含まれているので、断食中でも便が排出されるのです。しかし、普段から偏食で肉類ばかり食べていて、あまり野菜類を食べない方は、腸内に便がたまりやすくなっておりますので、断食と水分摂取によって、滞っている排便を促すことはとても大切です。
次に“脂肪の代謝”ですが、体はエネルギーを使うときに、まずブドウ糖を使い、その後から徐々に脂肪を燃焼しはじめます。ですから、断食をしてブドウ糖を少なくすれば、脂肪を優先的に燃焼することになります。現代人は、食の欧米化によって余分な脂肪をため込んでしまっているので、断食によって脂肪を代謝させることで、健康やダイエットに効果が出るわけです。更には、体にたまってしまった毒素―食品添加物や重金属、薬品などの有害なものは、脂肪と一緒に蓄積されている場合が多いので、脂肪の燃焼によって体外に排出させることができます。これがいわゆる“デトックス”という作用です。
基本的に断食は、しっかりとした指導者のもとでやられることをお勧めします。自己流で何日間も行うと低血糖発作を起こし、ときには昏睡状態になってしまうこともあるので注意してください。
最近では、医師や専門のトレーナーのもとで3日間ほどの断食を行う教室などがあります。断食の最中は野菜ジュースを飲んだり、少量の煮物やお粥などを食べ、更には、複数の人数で行うので、ヨガや散歩をしたり、みんなで空腹を紛らわせるために、ゲームをやったり、リラックスしながら楽しく行える工夫がされているものも多くあります。
合宿などにはなかなか参加しにくいという方は、個人でも行うことができる方法として“朝食抜き断食”というものもあります。とかく食べ過ぎの傾向にある現代人は、育ち盛りのお子さまは別として、一日3食をしっかり摂るのではなく、適度な空腹を設けて、断食の恩恵を受けようというものです。
朝食抜きと言っても、一切何も食べないのではなく、果物や生野菜のような、体が消化酵素を使わないで済む食事を摂り、水分はこまめに摂るという方法です。私たちは食物を消化する時でも体内の酵素をたくさん使っておりますので、消化に使ってしまう酵素を体の修復にあてるというわけです。夕食も早めに済ませれば、空腹時間が長くなり更に効果的です。
「最近、体が重く感じるな・・」「ちょっと食べ過ぎかな・・」などと感じている方は、ムコ多糖の摂取とともに試してみてはいかがでしょうか?ムコ多糖は細胞の代謝を活発にし、体の中の脂肪などをどんどん消費します。また、便通が改善される方も数多くいらっしゃいます。
ぜひ無理のない範囲で、身体の大掃除=デトックスをしてみてはいかがでしょうか。