腸の働きとムコ多糖の関係

腸お腹のトラブルで最も多いものに“便秘”があります。便秘は男性よりも特に女性に多いのも特徴です。また、最近ではストレス社会を象徴するような、出勤途中のサラリーマンが下痢の症状で、度々途中下車してトイレに駆け込むといった“各駅停車症候群”なる症例も増えてきています。いずれもお腹のトラブルとしては厄介なもので、便秘や下痢が健康上好ましくないのは当然です。
原因は様々ですが、お腹のコンディションと心の状態が密接な関わりを持っているのはご存知でしょうか。昔から、「腹が据わる・腹が立つ・腹が黒い」など、お腹で心の状態を表した表現が多くありますが、このお腹とは“腸”のことを指しており、腸という組織は、脳に次ぐ膨大な神経細胞のネットワークを有した組織になるため、脳に大きな影響を与えるのも頷けます。
この腸の中で私たちの体の活動を支えている存在が“腸内細菌”になります。腸内細菌は腸の中で100兆個もの膨大な数が存在し、大まかに善玉菌や悪玉菌、どちらか優勢な方に加担する日和見菌と言われる種類があります。一般的に便通を良くするためには、適度な運動や水分摂取、食物繊維の多い食材を摂るなど、様々な要素が必要となってきますが、この善玉菌が優位になるようなバランスで、腸内環境(腸内細菌)を整えることが、健全な便通の必須条件になります。
よくムコ多糖をお摂りになった方で、「お腹のコンディションが良くなった」というお声をたくさんいただきます。特に便通に関しては、臨床試験などでも改善のご感想を多数いただいております。これはムコ多糖によって腸内環境が改善されたということが考えられます。
私たちが排便した際に、便の中に含まれるものの割合は、概ね1/3が食べ物のカスで、他の1/3が古くなった細胞、そして残る1/3が腸内細菌になります。便の重さは成人で約200gですので、毎回の排便で65g程の腸内細菌が体から排出されてしまいます。では、腸内で必要な腸内細菌はどこで生まれているのでしょうか?腸内の腸壁の表面には無数の細かいヒダがあり、更にそのヒダの表面を覆っている“粘膜”の中で育まれています。(このヒダがお花畑のように見えるので「腸内フローラ」と呼ばれています)この粘膜層の中でたくさんの腸内細菌が産まれているのですが、この粘膜はムコ多糖によって支えらた水分で満たされています。ムコ多糖の備わったみずみずしい腸壁の粘膜層において、腸の中で活発に働くたくさんの腸内細菌たちが生活しているというわけです。
そして、善玉菌自体の栄養素となる物質に“フラクトオリゴ糖”があります。フラクトオリゴ糖は、善玉菌が元気に働くために必要な栄養素です。
近年、この腸内環境が様々な病気の発生に関係していることが発見されており、今後ますます腸内環境の大切さが注目されることになるでしょう。ぜひ、ムコ多糖でお腹のコンディションを整えて、“快腸な生活”をお送りください。