草津温泉 本格湯治体験“時間湯”に挑戦!

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昨年の6月のレポートで、群馬県にある草津温泉を例に、温泉の効用についてご紹介しましたが、この度、その草津温泉にて本格的な湯治体験をして参りました。
草津温泉は湯治の名湯として日本国内ではとても知名度が高く、全国から多くの方がいらっしゃいます。我が家の小学生の息子が軽いアトピー性皮膚炎であるため、3日間と短い間ですが、草津温泉の中の湯治の拠点「地蔵の湯」にて、一緒に湯治を行ってきました。
初日は、湯長の方と普段の食生活や薬の使用状況などについて、軽い面談を行います。また、湯治は集団で入浴して行うため、そこでの規則や注意事項などの説明を受けます。
地蔵の湯は公共の湯でもあり、自由に入浴できる浴槽もありますが、本格的な湯治を行う“時間湯”は湯長の指示に従い、7時、11時、15時、18時と、1日に4回、決められた時間に行われ、そのうち概ね3回程入浴する方が多いようです。
時間湯は、源泉を直接引き込んでいるため、湯温がとても高いのが特徴です。そのため同じ地蔵の湯でも自由入浴できる浴槽より更に高温になっています。よって、あまり熱いお湯が苦手な方や小さなお子さんなど慣れない方は、近くにある「千代の湯」から湯治を始める場合もあります。
本格的な湯治となると、漠然とお湯に浸かるというわけでなく、湯長の指示のもと、決められた手順に沿って決まった時間(3分間)入浴します。朝一番の入浴の際には、参加者全員で簡単な清掃の後、神棚への挨拶から始まります。それから、草津温泉の代名詞とも言える”湯もみ”となるわけですが、これはお湯をかき混ぜることで、温度を下げて適温に調整し、温泉の成分ゆ(湯の花)を撹拌させたり、準備運動などの目的で行われますが、ここが湯長さんの腕の見せ所です。どの程度湯もみをすれば、最適な温度になるか、また、同じ浴槽でも源泉の引き込み口近くにある浴槽「上段」と、隣りの浴槽「下段」で、微妙に異なる温度に調整します。湯長さんが温度計で計測しており、正確な設定温度は湯長さんしか知りません。
湯もみの後は、45度近い高温のお湯に体を馴染ませるため、足から浴槽のお湯をかけてゆきます。足首から下に10杯かけた後は、次に頭に30杯かけます。私自身、これが一番つらい作業でした。その後、全員で「オー!」という大きなかけ声とともに入浴となりますが、最初のうちは浴槽内で体が1ミリも動かせないほど、熱くてしんどいものでしたが、数回入るうちに段々と慣れてきて、浴槽の縁に頭をもたれかけて深呼吸をたくさん行い、温泉の湯気を胸一杯に吸い込みながらリラックスして入浴できるようになりました。
このように高温の源泉に浸かることで、温泉の成分が皮膚から浸み込んでくるような感触を得ます。3日間程度でしたが、入浴してしばらくは、息子の肌のコンディションも良くなりました。また、集団で湯治を行うことで、様々な人と協力しあったり、湯治場でのふれあいも持て、そして、湯長さんからも生活上のアドバイスなども受けることができ、親子でとても良い経験となりました。
時間湯となると数週間から数か月とじっくり時間を掛けて行うことになりますが、本格的な湯治ではなくても、お時間のある方は、ぜひ温泉に出掛けてみてください。特に硫黄泉の湯は、硫黄が肌から吸収されると、体内でムコ多糖の一種であるコンドロイチン硫酸に変化します。ムコ多糖タンパク含有食品の摂取と温泉のダブル効果で、体の内側と外側からの養生を行ってみてください。

エヌティコーブン

草津温泉 本格湯治体験“時間湯”に挑戦!」への1件のフィードバック

  1. 私は乾癬で悩んでいますが、時間湯が効果があるとききましたが、
    湯治で行きたいと思いますが、宿泊などは紹介頂けるでしょうか?
     岩手県から参りますが、アドバイスお願いします。

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